2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25770008
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
吉満 昭宏 琉球大学, 法文学部, 准教授 (10585227)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 非古典論理 / 関連論理 / 応用意味論 / 情報の哲学 |
Outline of Annual Research Achievements |
複雑系科学と応用哲学(沖縄研究会第2回大会)にて「培養槽の中の脳、古典論理、直接実在論」という発表を行った。この発表を基にして論文を執筆中である。この発表を通じて情報の存在的な見方を確認することができた。また1月には佐々木寛太郎氏との研究打ち合わせを通じて、研究の進行具合や方向や今後の方針を確かめることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年に引き続き、関連論理「B」の応用意味論に取り組んでおり、その際、別のアプローチ(存在的な情報の概念)を採ることで取り組んだが、まだ上手くいっていない。
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Strategy for Future Research Activity |
「存在的な情報の概念」をもっとはっきりとさせた上で、初年度の課題であった「B」の応用意味論にケリをつけたい。これと併せて、関連論理の哲学的な側面についても研究を進める予定である。
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Causes of Carryover |
夏場に研究調査または学会発表で海外に行く予定であったが、諸般の事情から行けなくなったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
来年度の研究調査の費用に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)