2014 Fiscal Year Research-status Report
新しいイメージ生成方法に向けて -デジタルネガとピエゾグラフィの研究と実践-
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25770061
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Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
安田 友重(村上友重) 東京藝術大学, 美術学部, 大学院専門研究員 (50619799)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 写真 / 美術 / デジタルネガ / ピエゾグラフィ / 国際情報交換 / フランス / アメリカ |
Outline of Annual Research Achievements |
25年度4月に取得した本研究助成は同年6月の自身の出産により、平成26年12月7日まで育児休業としていた。そのため研究を再開するも、休業期間が1年半に及んだため、写真、特にデジタル機器周辺の変容の影響は大きく、先ずは予定していたスケジュールを大幅に変更し、現状リサーチを行うことから開始しなければならない状況となった。 デジタル機器および、それらの技術、情報網の変化は著しいため、初年度に予定していたデジタルネガの研究スケジュールは申請時から確実に変化しており、現在のデジタルネガの研究情報を特にアメリカの研究協力者から聴取しながら、今後の研究を進めていく予定である。それにあたり実践的な部分での調整が必要となることが予想されるため、その準備を行う。また、情報を整理しながら、新たな研究領域の確認していくことを予定している。 次年度に研究予定であったピエゾグラフィの研究も、研究協力者(フランス)によると、現在ピエゾグラフィも急速に技術や研究が進んでいるということもあり、研究期間を考慮し前倒して行うこととしている。ピエゾグラフィ制作に必要な機器も本年度中に購入、入手し、情報を交換しながら研究を進めていく。現状の技術や表現の在り方について見識を深めつつ、同時に、その技術をもって新たな表現への可能性を探りながら研究を推進していく予定としている。 よって本年度は、デジタルネガおよびピエゾグラフィ両研究領域を平行して進めていくが、どちらも作品に繋がる、新しい表現の可能性を見出す作業に重点をおいて研究を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
25年度4月に取得した本研究助成は同年6月の自身の出産により、平成26年12月7日まで育児休業としていたため、ほぼ進行していなかった状況である。12月7日以降開始するも、自身の転居により、研究機関と物理的に離れてしまったため、断続的な研究となっている。自宅にての研究で出来る箇所を進め、それらを研究機関に持ち込み纏めて実践、研究を行っている状況である。現時点、1年目に予定していたデジタルネガの研究および情報収集を初めている段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
デジタル機器および、それらの技術、情報網の変化は著しいため、初年度に予定していたデジタルネガの研究スケジュールは申請時から確実に変化しており、現在のデジタルネガの研究情報を特にアメリカの研究協力者から聴取しながら、今後の研究を進めていく予定である。それにあたり実践的な部分での調整が必要となることが予想されるため、その準備を行う。また、情報を整理しながら、新たな研究領域の確認していくことを予定している。 次年度に研究予定であったピエゾグラフィの研究も、研究協力者(フランス)によると、現在ピエゾグラフィも急速に技術や研究が進んでいるということもあり、研究期間を考慮し前倒して行うこととしている。ピエゾグラフィ制作に必要な機器も本年度中に購入、入手し、情報を交換しながら研究を進めていく。現状の技術や表現の在り方について見識を深めつつ、同時に、その技術をもって新たな表現への可能性を探りながら研究を推進していく予定としている。 よって本年度は、デジタルネガおよびピエゾグラフィ両研究領域を平行して進めていくが、どちらも作品に繋がる、新しい表現の可能性を見出す作業に重点をおいて研究を行う予定である。
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Causes of Carryover |
25年度4月に取得した本研究助成は同年6月の自身の出産により、平成26年12月7日まで育児休業としていたため、ほぼ進行していなかった状況である。12月7日以降開始するも、自身の転居により研究機関と物理的に離れてしまったため、断続的な研究となっていたため、予定していた研究に必要な予算が使用出来ずにいた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
出産や転居による申請時から変化してしまった環境を整備しつつ研究を押し進めるため、当初予定していなかった自身の交通費を含めて、研究の遅延を少しでも回復するため早急に予算を執行して行く予定。また、デジタルネガ、ピエゾグラフィ両研究を同時並行して進めるため、2年目に予定していたピエゾグラフィの研究のための機器等も購入していく予定としている。
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