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2015 Fiscal Year Annual Research Report

地域の持続可能性の観点からのバイオマス利活用事業の影響分析

Research Project

Project/Area Number 25770299
Research InstitutionShibaura Institute of Technology

Principal Investigator

栗島 英明  芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (80392611)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsバイオマス利活用 / 生ごみリサイクル / 持続可能な地域 / 環境・経済・社会評価
Outline of Annual Research Achievements

最終年度は、バイオマス利活用の事例として生ごみリサイクルを取り上げ、実施している自治体に対してヒアリング調査を実施した。対象とした地域は、北海道恵庭市、富山県富山市であり、実施の経緯や現状の課題等についてヒアリングを行った。特に、富山市については、5年前にも同様の調査を実施しており、この5年間の変化についても情報を収集した。
また、富山県富山市においてwebによる市民アンケート調査を実施した。調査は、リサイクル実施地区とリサイクル未実施地区の両方で実施した。設問としては、生ごみリサイクル実施状況(未実施地区は、実施意図)、生ごみリサイクルに関するイメージ、生ごみ分別リサイクル方法のコンジョイント分析、生ごみ分別リサイクルに影響を及ぼすと考えられる社会関係資本の状況などである。なお、同様のアンケートを5年前にも富山市で実施しているため、この間の変化も併せて分析した。
地域の持続可能性については、関連分野の研究者とディスカッションを行って、持続可能性を評価する指標について整理した。
最後に3年間の調査結果を踏まえ、バイオマス利活用(主に生ごみリサイクル)と地域の持続可能性の関係について、因果モデルを検討したが、現時点では十分に説明力のあるモデルを作成することができていない。しかしながら、バイオマス利活用と社会関係資本、地域に対する愛着や定住意思についてある程度関連性を見出すことができた。

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Published: 2017-01-06  

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