2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25780226
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
柴田 聡 山形大学, 人文学部, 講師 (20609250)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 経営学 |
Research Abstract |
本研究は、経営環境の変動に対しての企業の適応行動並びに環境の構築行動についてのモデル化と評価法開発を目的として実施するものである。具体的には、企業の環境適応行動について、組織内部における適応行動と外部環境への働きかけと、その効果について明らかにすることを最終目的として研究を進める。この課題を果たすために、これまで実施してきた組織のケイパビリティに関する学習についての実証研究、ダイナミックケイパビリティの測度に関する研究を発展させることをに加え、企業の環境適応のダイナミクスとそれらの共進化の構造を定量的を行う。 本研究課題の初年度の成果として、評価法開発のためのモデルの提案並びにデータ収集を実施し、学会等でモデルの提案を行なった。特に、これまで行なってきた組織能力のダイナミズムに関する研究で、データの制約上行えなかった組織能力学習の一般化についての研究、ダイナミックケイパビリティ尺度の評価研究、戦略グループ論の動学化についてのモデルの提案を学会報告並びに論文によって発信した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、当初の計画通り分析モデルを学会等で発表しモデルのブラッシュアップ、企業が収集している企業データベースを購入し、合理的な形で個々のパネルを融合することでデータベースの構築を行い次年度以降の論文作成の基礎を構築した。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度の方向として、25年度に収集・整理したデータを分析し、この成果を、秋に開催される学会ならびに学会誌論文にて報告し、広く公開する。また、既存のデータ分析の結果から発見された事実を深化するために個別アンケート調査を実施するとともに、各研究者と資料を利用した研究を深化させる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
購入するデータベースをより高品質なものに変更したため経費がかかり、それに伴い全体の経費の調整を行ったため差異が生じている。加えてデータベースの購入費をその他費目にて購入するものと考えていたため大きなズレが生じている。 加えて、期間中に所属機関を変更したためそれに関連して研究環境の変更に伴う支出も発生している。 高額のデータベース購入は初年度のみの計画のため次年度以降は計画通りの予算執行を行う予定である。
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Research Products
(7 results)