2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25780541
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
山口 俊光 新潟大学, 自然科学系, 特任助手 (40554283)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 星座早見盤 / 触覚教材 / 天文教育 |
Research Abstract |
今年度の補助金は,主に試作品の制作費,意見の収集・普及のための旅費,基礎調査のための調査費に当てられた. 触る星座早見盤製作に必要な基礎情報 触る星座早見盤の試作品をより多くの視覚障害当事者に触れてもらうため,盲学校・視覚特別支援学校:7カ所(うち,1カ所は特別支援学校),公立科学館:3カ所,障害者支援団体:6カ所,個人:29名に配布した.また,視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド2013」(2013年11月1日~3日/来場者:約5600人)に試作品を出品し来場者に触れてもらう機会を設けた. 収集した基礎情報については,第22回視覚障害リハビリテーション研究発表大会にて「触る星座早見盤の開発とその評価」として発表している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね順調に推移している. 実績概要に述べた通り,各種展示会や学会等で実際に使用してもらう機会を設けており,視覚障害当事者や天文教育従事者からのコメントが順調に集まっている. 触る星座早見盤の音声出力については,まだ実装できていないが, 大まかな構想をまとめ機材の準備を行う所まで進んでいる.
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Strategy for Future Research Activity |
25年度までの研究を継続しつつ,触る星座早見盤の開発を行う. 25年度に各所に配布した試作品に対する意見のまとめ,基礎実験の結果,それぞれをふまえUVインクやシルクスクリーン印刷の2次試作を製作する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
以下の計画に挙げる通り, 2014年度実施予定の試作品製作に割り当てる予算を増やすため. 2014年度はオフセットおよび,UV印刷を伴う試作品の製作を予定している. その試作品製作に費用をより多く割り当てる.
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