2013 Fiscal Year Research-status Report
船舶用防食塗膜の吸水及びインピーダンスモニタリングによる塗膜劣化機構の解明
Project/Area Number |
25820427
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | National Maritime Research Institute |
Principal Investigator |
林原 仁志 独立行政法人海上技術安全研究所, その他部局等, 研究員 (20511588)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 塗膜劣化 / 塗膜下腐食 / 防食塗装 |
Research Abstract |
平成25年度は塗膜へ吸水をモニタリングするために、塗膜下に2枚の電極を配置した試験片の電流経路を数値解析により検討して試験片の設計を行い、当該試験片を用いて一定環境下での吸水をモニタリングすることを計画していた。一方で、従来のセルを用いた計測方法であっても塗膜の吸水に関する基本的な情報は得ることができる。このため、その後の試験を実施する前に従来の方法により確認を行っておいた方が有利であると考え、従来法による試験を追加実施する方向で研究方法を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究方法の再検討が必要となったため、計画より遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
塗膜下に2枚の電極を有し、重防食塗装を施した試験片を用いた実験の準備を進めている。実験の開始は遅れたがこれにより実験期間は短縮することとなるが当初の計画通りの内容で研究を遂行する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究方法の再検討が必要となったため。 当初の計画通り、提案手法による実験遂行のために使用する。
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