2014 Fiscal Year Research-status Report
花弁の色と質感を決定する花弁表皮細胞形態制御機構の解明
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25850021
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
鳴海 貴子 香川大学, 農学部, 准教授 (30469829)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 花弁表皮細胞 / トレニア / CRES-T法 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は育児休業中であったため、研究成果は得られていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年度は育児休業となっていたため、育児休業前の平成25年度に遺伝子導入個体の維持管理に責任が持てないことから遺伝子導入操作を停止しており、そのため遺伝子機能解析に用いる遺伝子導入個体の作出が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は、以下のような機能解析に用いる遺伝子導入個体の作出を行う。 発現部位の解析としてTfMYBML3 pro/GUSの作出は平成25年度に終了していることから、今年度はTfMYBML1およびTfMYBML2 pro/GUSの遺伝子導入操作を行い、遺伝子導入個体を獲得する。獲得した個体については、導入遺伝子確認後に導入遺伝子の発現解析によって選抜を行い、遺伝子発現量の多い個体を選抜し、順化・鉢上げを行い、GUS染色による解析を行う。 TfMYBML1-3の詳細な機能解析のために、各ネイティブプロモーターに各遺伝子を連結し、さらに機能抑制ドメインであるSRDXを連結した導入遺伝子を構築し、遺伝子導入を行う。
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Causes of Carryover |
平成26年度は育児休業中であったことから、研究を遂行することができなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
遺伝子発現解析を行うための試薬類や消耗品類に使用する予定である。
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