2014 Fiscal Year Research-status Report
酵母の液胞内糖質のリサイクル機構と生理機能の解明~ヒト代謝疾患治癒への基盤構築~
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25850246
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
梅川 碧里 立命館大学, 生命科学部, 助教 (60633097)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 糖質分解 / ストレス応答 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該研究においては、出芽酵母の糖質分解とその生理機能に関する研究を行っているが、平成26年度では特に、糖質分解酵素のαマンノシダーゼに関して詳細な研究を行った。その結果、本酵素が栄養条件に応じて制御されていることを見出した。また、その制御に関わる経路の一部を解明した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度では、αマンノシダーゼの栄養源ストレスに応じた制御機構について詳細な解析を進めることが出来た点において、進展があった。しかし、その他の糖質分解に関わる酵素に関する解析があまり進まなかったため、概ね順調に進展したと評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はαマンノシダーゼの制御機構に関する全貌を解明するとともに、それ以外の糖質分解酵素に着目した研究に着手する。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた主な理由は、研究代表者が育児中のため、計画していた出張が殆どできなかったために出張費が未使用となってしまったことである。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今後の使用計画は、主に試薬や備品の購入代、出張費に充てる計画である。
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Research Products
(2 results)