2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25860399
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Meiji Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
月村 考宏 明治薬科大学, 薬学部, 助教 (50632783)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 酵素製剤 / 基質類似体 / リソソーム病 |
Research Abstract |
ファブリー病は、リソソーム性加水分解酵素であるα-ガラクトシダーゼA(GLA)の活性低下により、基質である糖脂質が細胞に蓄積する遺伝病である。我々は、ファブリー病の新規酵素補充療法薬の候補酵素として、α-N-アセチルガラクトサミニダーゼ(NAGA)の基質認識部位のアミノ酸残基を置換し、GLA活性を有するようにした改変型NAGAを開発した。本研究では、改変型NAGAと同時投与することで改変型NAGAを安定化し、その治療効果を増大させる化合物を同定し、その効果を解析することを目的としている。 本年度は、実験で使用する精製した改変型NAGAを得るために、CHO細胞を用いた改変型NAGAの生産系を改良し、その生産効率を向上させた。さらに、カラムクロマトグラフィーを用いて精製することで、翌年度以降に必要となる精製した改変型NAGAを十分量得ることができた。続いて、改変型NAGAの阻害剤を探索した。阻害活性を示した化合物については、阻害定数を算出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
翌年度以降必要となる精製酵素を十分量得ることができた。また、改変型NAGAの阻害剤を同定し、その性状を解析することができた。そのため、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
in vitroで改変型NAGAを安定化する阻害剤を同定する。続いて、同定した阻害剤を改変型NAGAと同時に細胞に添加することで、改変型NAGAの治療効果が向上されるかを解析する。効果が確認できた場合、マウスに改変型NAGAと阻害剤を同時に投与し、血中や臓器中で改変型NAGAが安定化されるか解析する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
おおむね予定通りに使用したが、当初予定していたスクリーニング用の化合物を譲り受けることができたため、その購入費用分、25年度は繰越金が発生した。 主に、細胞培養に関わる経費、動物実験に関わる経費、生化学的分析を行うための経費に充てる予定である。また、研究成果発表のための学会参加費や旅費に使用する予定であり、当初計画から大きな変更はない。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Screening for Fabry disease in patients with left ventricular hypertrophy2013
Author(s)
Mawatari K, Yasukawa H, Oba T, Nagata T, Togawa T, Tsukimura T, Kyogoku S, Ohshima H, Minami T, Sugi Y, Sakuraba H, Imaizumi T.
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Journal Title
International Journal of Cardiology
Volume: 167
Pages: 1059-1061
DOI
Peer Reviewed
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