2013 Fiscal Year Research-status Report
膵癌幹細胞の病理学的性質を規定するマイクロRNA機構の解明
Project/Area Number |
25860514
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
川久保 和道 北海道大学, 大学病院, 医員 (80633578)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 膵癌 |
Research Abstract |
超音波内視鏡下穿刺吸引法にて得られた、膵腫瘍組織からゲノムDNA、およびRNA、マイクロRNAを抽出し、保存を行う。 初めに、当施設に常備してある次世代シーケンサーを用い、膵腫瘍の遺伝子情報解析が十分に可能であることが示された(Kubota Y, Kawakubo K, et al. J Gastroenterol 2014 in press)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
超音波内視鏡下穿刺吸引法により得られた、膵腫瘍組織からの膵癌幹細胞の分離、培養が難しい。
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Strategy for Future Research Activity |
膵癌細胞株を用い、膵癌幹細胞の分離、培養を行い、(1)マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞における遺伝子プロファイルを網羅的に解析する。(2)マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞におけるマイクロRNAプロファイルを網羅的に解析する。(3) マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞におけるDNAメチル化およびヒストンメチル化を網羅的に解析する。
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