2013 Fiscal Year Research-status Report
胃がんの単一細胞解析と組織プロファイリングによる薬剤感受性・耐性機構の解析
Project/Area Number |
25860542
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
在田 修二 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20544935)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 末梢血循環がん細胞 / がんの単細胞遺伝子解析 |
Research Abstract |
当該年度は、担当者の当該施設研究初年度であり、寄付金(委任経理金)および他の研究費により基本的な研究環境の整備を実施した。また、当施設医学研究院共同実験設備の利用により単細胞レベルでの遺伝子解析研究に必要な基礎実験を開始し、ヒト検体での検討にむけて九州大学病院において臨床研究倫理審査をうけこれを通過した。現在までに、末梢血循環がん細胞と考えられる細胞の単細胞分離に成功しており、検証実験を実施中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
諸事情により当初使用予定であった研究環境・スペースが使用できなくなり、十分な研究スペースの確保が困難となったため、基本的な研究環境の整備に予想以上に時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度より新たな研究スペースが利用可能となるため、研究環境の整備が進み、進捗も改善する見込みである。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
使用予定であった研究スペースが使用できなくなったため、寄付金(委任経理金)・他研究費により運営されている別研究と平行して基礎実験を実施中で、諸経費はこれらの別経費より支出された。 新たな研究スペースの確保に伴い進捗の改善が見込まれ、また基礎実験の進捗にともなって当該研究としての支出が必要となる見込みである。平成25年度に必要と見込まれた支出が本年度に計画される。
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