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2013 Fiscal Year Research-status Report

肺癌における耐性克服・新規治療標的としての新規癌関連遺伝子の同定

Research Project

Project/Area Number 25860654
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Research InstitutionSaitama Medical University

Principal Investigator

石川 里奈子  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (10633844)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords肺癌 / 分子生物学 / 癌関連遺伝子
Research Abstract

H25年度科研費にて予定していた内容として、癌細胞株PC9、II-18、A549、NCI-H2228の4細胞にて細胞増殖を抑制した群(前者3細胞ではN=1、NCI-H2228 ではN=3)、と、正常群でのRNAの抽出を行い、マイクロアレイへの提出を予定していた。しかし、実験開始前にPC9購入先にてPC9の感染疑いにて販売中止となり、当科にて購入していたPC9は使用できなくなった。このため、日本医大に依頼し、分譲いただいたが、その細胞のマイコプラズマ感染について調査したところ、今回の実験への使用は困難と考えられた。NCI-H2228当科所有分にてマイコプラズマ感染を認め、ATCCより新たに購入が必要となった。この購入では、日本・アメリカ双方での寒波により、発注から当科到着までの日数が予定より一カ月ほど超過した。
このため実験開始が遅れた。
現在、細胞増殖を抑制する実験の途中であり、5月中にマイクロアレイへの提出を予定している。このマイクロアレイへの提出にて、H25年度の予算の大半を占める支出が必要である。
すでにマイクロアレイにH23年までに提出している結果についてN=2ではあるが、解析を続けているが、その中の一つにNFk-B経路の異常を認めた。これは他施設より非小細胞肺癌の原因遺伝子として指摘があり、当科の実験の再現性が認められると考えられ、これからも解析を続け、N=3になった時点でさらに絞り込む予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

H25年度科研費にて予定していた内容として、癌細胞株PC9、II-18、A549、NCI-H2228の4細胞にて細胞増殖を抑制した群(前者3細胞ではN=1、NCI-H2228 ではN=3)、と、正常群でのRNAの抽出を行い、マイクロアレイへの提出を予定していた。しかし、実験開始前にPC9購入先にてPC9の感染疑いにて販売中止となり、当科にて購入していたPC9は使用できなくなった。このため、日本医大に依頼し、分譲いただいたが、その細胞のマイコプラズマ感染について調査したところ、今回の実験への使用は困難と考えられた。NCI-H2228当科所有分にてマイコプラズマ感染を認め、ATCCより新たに購入が必要となった。この購入では、日本・アメリカ双方での寒波により、発注から当科到着までの日数が予定より一カ月ほど超過した。
このため実験開始が遅れた。

Strategy for Future Research Activity

当初計画していた予定よりマイクロアレイへの提出が遅れているが、5月下旬には提出可能である。その結果よりスムーズに、標的遺伝子を絞りこむため、既に判明しているN=2の実験結果を同時並行してより解析を進める。
その結果、続く実験にて標的遺伝子を多数となり、時間がかかることを避けるよう努める。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

H25年度科研費にて予定していた内容として、癌細胞株PC9、II-18、A549、NCI-H2228の4細胞にて細胞増殖を抑制した群(前者3細胞ではN=1、NCI-H2228 ではN=3)、と、正常群でのRNAの抽出を行い、マイクロアレイへの提出を予定していた。しかし、実験開始前にPC9購入先にてPC9の感染疑いにて販売中止となり、当科にて購入していたPC9は使用できなくなった。このため、日本医大に依頼し、分譲いただいたが、その細胞のマイコプラズマ感染について調査したところ、今回の実験への使用は困難と考えられた。NCI-H2228当科所有分にてマイコプラズマ感染を認め、ATCCより新たに購入が必要となった。この購入では、日本・アメリカ双方での寒波により、発注から当科到着までの日数が予定より一カ月ほど超過した。このため実験開始が遅れた。
現在、細胞増殖を抑制する実験の途中であり、5月中にマイクロアレイへの提出を予定している。このマイクロアレイへの提出にて、H25年度に予定していた予算で行う。マイクロアレイは1検体約12.6万円であり、II-18、A549よりN=1ずつ4検体、NCI-H2228よりN=3の6検体のため、約126万円を予定している。

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Published: 2015-05-28  

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