2014 Fiscal Year Annual Research Report
多次元医用MRI画像解析のための実用的なツール群の開発
Project/Area Number |
25861087
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
藤本 晃司 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10580110)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 核磁気共鳴画像 / MRI / ポストプロセシング / 多次元データ / 可視化 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に従い、今年度は以下のような成果が得られた。 1.前年度の研究を発展させ、拡散強調像から得られた定量指標であるADCと長期予後との関連を解析するスクリプトを開発し、子宮頸癌の長期予後において有意な相関があることを示した(Himotoほか、2014)。 2.ASL(Arterial Spin Labeling)法により得られた、複数時相の腎潅流画像を解析して、血流到達時間および腎血流量を推定するプログラムを開発し、その推定精度について国内学会で報告した。また、この推定の際に必要なループ処理をC言語にて実装し、計算時間の高速化を実現した。 3.複数の異なるb値で撮影した拡散強調像画像から、撮影していないb値での拡散強調画像を計算で求める手法を実装し、現在子宮頸癌を対象とした解析を実行中である。 4.眼球の3次元MRI画像を解析するためのソフトウェアを開発し、現在解析を実行中である。
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