2014 Fiscal Year Research-status Report
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25861319
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
川畑 智子 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90600669)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 関節リウマチ / MDM2 / p53 / アポトーシス |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はヒト滑膜組織からリウマチ由来滑膜線維芽細胞を培養し、MTSアッセイをおこなった。Nutlin3刺激群,TNFα・IL-1β刺激有無などにより3群にわけコントロールと比較した。MTSアッセイでは培養細胞の生存率や増殖率を確認するが、炎症性サイトカイン刺激のみでは増殖し、Nutlin3を加えると増殖が抑えられた。 またNultlin3のみでは特に細胞の生存に影響を認められなかった。今後さらn数を増やして検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
健康上の問題や研究施設の引越し等あり、達成が困難であった。 また検体取得も十分に出来ていないため、検体獲得をしていきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
積極的に整形外科医師と連絡をとり、検体がでることを確認したい。
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Causes of Carryover |
健康上の問題や研究室の引越し等あり、研究計画通りに進めることが困難であったため金額の差が生じた。繰越にて対応する。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
滑膜組織を使用した蛋白発現や染色、RNA検出などを随時行う。 まだn数がいずれも十分でないため、繰り返し条件を考慮して再実験をおこなう。
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