2013 Fiscal Year Research-status Report
術中アミノ酸投与の大手術における術後筋萎縮予防効果に関する検討
Project/Area Number |
25861379
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
矢田部 智昭 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (60437720)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 周術期管理 / アミノ酸 |
Research Abstract |
本研究はアミノ酸の術中の投与がタンパクの崩壊を抑制し,筋萎縮を予防できるのではという仮説を検証することを目的としている。初年度はラット開腹モデルを用いて,3-メチルヒスチジン,筋組織を検討することで仮説を証明することを計画した。しかし,検証をすすめる上で,ラット開腹モデルのみでは不十分とわかり,どのようなモデルが適切であるかを文献を元に再度,検討した。その結果,ある程度,腸管への刺激を加える方がよいということがわかり,最終的に腸管に一定の擦過を加えるモデルを使用することを決定した。これを元に再度,平成26年度に検討を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度計画した基礎研究の検討を進める上で,より腸管に侵襲を与える方がアミノ酸の影響を明確にできる可能性がでてきた。そのため,基礎研究は1年で終了の予定であったが,やや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度の検討の結果,ラット開腹モデルのみよりは,腸管への擦過を加える方が,今回の研究の仮説を検証する上で妥当性が高いと判断した。そのため,研究計画の一部に変更が必要であったが,引き続き基礎研究を行うことで仮説を証明するようにする。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
実験計画の修正を行ったため,研究にやや遅れが生じたため,使用額に計画と差が出た。 基礎研究を行う上で必要な物品,検査費などに計画書に基づいて充当する。
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