2014 Fiscal Year Annual Research Report
母集団PK/PD解析に共変量として遺伝子多型を加味した小児用TCIの新規開発
Project/Area Number |
25861385
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
名和 由布子 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90586794)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | プロポフォール / 母集団薬物動態学 / 目標制御注入法 / 小児麻酔 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度は、小児患者におけるプロポフォール血中濃度測定法としての液体ガスクロマトグラフィーによる測定系を確立した。本年度は母集団薬物動態解析ソフトであるNONMEMを稼働できるようにコンピューター環境を確立し、そのための複数の採血プロトコールも策定した。しかしながら、同時期の社会的影響(東京女子医大における小児プロポフォール注入症候群死亡事件)により、本研究を遂行することは極めて困難な状況なった。よって本研究は中断せざるを得ず、本研究費は次年度より返還の方針となった。
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