exosomal microRNAをもとにした周産期予後マーカーの新規開発

2014 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 25861513
• Research Institution: Nippon Medical School
• Principal Investigator: 間瀬 有里 日本医科大学, 医学部, 助教 (20641624)
• Project Period (FY): 2013-04-01 – 2016-03-31
• Keywords: 産科学 / 周産期 / エクソソーム / マイクロRNA

Outline of Annual Research Achievements

本研究課題2年目にあたる平成26年度は、分娩時臍帯血から血清分離後、エクソソーム抽出試薬を用いてエクソソームを回収。total RNAを得て、miRNAアレイを用いたマイクロRNAの解析を行った。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初の計画では初年度後半からマイクロRNAプロファイリングを進める予定だったが、2年目（平成26年度）からのスタートとなった。アレイ解析を進めて来たが、シークエンサ解析の進捗が遅れている。

Strategy for Future Research Activity

予定していたアレイ解析が進捗しており、今後早期にシークエンサ解析も行われる予定である。本課題の計画研究期間としている3年間で目的を達成できるものと考えている。

Causes of Carryover

本年度（平成26年度）に執行した研究に基づいて試薬等消耗品類を購入したが、研究進捗状況との兼ね合いから、試薬を購入した際に使用期限に基づいて適切に使用するため次年度使用額が生じている。

Expenditure Plan for Carryover Budget

主にハイスループットシークエンサを用いたプロファイリングのための試薬等消耗品と、特異的マイクロRNAの発現解析の試薬等消耗品。さらに最終年度成果報告のための論文作成費等に用いる予定です。