2013 Fiscal Year Annual Research Report
圧縮刺激が誘発する顎堤吸収因子の探索を基盤とした顎堤吸収抑制法の開発
Project/Area Number |
25861841
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
明石 喜裕 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (60571049)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | バイオテクノロジ- / 免疫学 |
Research Abstract |
細胞圧縮装置を用いて,周期的圧縮刺激が誘発した口腔粘膜細胞の分泌物が破骨/骨芽細胞に及ぼす影響を検討した。破骨細胞への影響はこれまでに作製したRAW264.7細胞株にNFATレポーター遺伝子を導入して安定発現させた細胞株を用いてNFATの活性を指標としたレポーターアッセイ,および破骨細胞前駆細胞株を用いたTRAP染色にて破骨細胞への分化程度を判定した結果、周期的圧縮刺激によって優位に破骨細胞への文化が促進された。また,骨吸収能は破骨細胞活性アッセイ用基質を用いた培養系で判定した結果、周期的圧縮刺激によって優位に骨吸収能が促進された。
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