2013 Fiscal Year Research-status Report
前立腺がん患者のservice gap要因の解明と関連要因の検証
Project/Area Number |
25862161
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Niimi College |
Principal Investigator |
掛屋 純子 新見公立大学, 看護学部, 講師 (80442367)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 前立腺がん / sarvice gap / 援助要請 |
Research Abstract |
現在取り組んでいる研究の目的は、前立腺がん患者のservice gapの要因および援助要請の内容について明らかにすることである。 研究の実際および進捗状況としては、前立腺がんと診断された患者で、前立腺全摘除術を行った患者、放射線療法を行った患者、内分泌療法を行っている患者、理論的サンプリングとして数十名程度とし、なぜ援助を求めないのか、どういうことが阻害要因として存在するのか、どういう援助方法を要請・希望しているのかを半構成的面接法よるインタビューを行う予定としていた。 平成25年科研申請の知らせを受け、ただちに本学倫理委員会に倫理審査申請をしたが、倫理委員会の開催が順調に行われなかったため、9月下旬に倫理審査の承認を受け、調査フィールドへの依頼が遅れたため、実質11月スタートとなった。 現在、数名にインタビューを実施したが、研究目的に沿った対象データではないため、追加データの収集中である。今後、データの収集が終了ののち、分析を開始する予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
科研費申請承認後、ただちに倫理審査願いを出したが、本学の倫理審査の遅れのため、データ収集に支障をきたしてしまった。また、インタビュー実施した対象が研究目的のデータ対象にならなかったため、追加のデータ収集の必要性が高く(具体的には、なぜ援助を求めないのか、どういうことが阻害要因として存在するのか、どういう援助方法を要請・希望しているのかという質問項目に対して、「何も援助してほしいことはない」との回答する対象がいる)、データ分析に必要なデータの継続収集が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集を継続し、7月中には分析可能なデータを収集する。その後、ただちに分析を開始し、研究2への準備、学会発表、論文投稿に向け準備をすすめる。申請期間をあらかじめ、4年間と長めに設定していたので、現在の遅れは修復可能と考えている。
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