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2014 Fiscal Year Research-status Report

分娩期における酸化ストレス度と抗酸化力の推移

Research Project

Project/Area Number 25862197
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

田中 泉香  名古屋市立大学, 看護学部, 助教 (70620805)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords酸化ストレス / 抗酸化力 / 妊産婦 / 分娩
Outline of Annual Research Achievements

これまでの研究では、妊娠期における酸化ストレス度と抗酸化力の推移を明らかにした。しかし、分娩期における酸化ストレス度と抗酸化力の推移は未だ明らかにされていない。本研究では分娩期における酸化ストレス度と抗酸化力の推移を明らかにすることを第1の目的とし、その影響因子を解明することを第2の目的とした。
平成26年度では平成25年度から引き続き、口頭と書面にて研究協力の同意を得た妊産婦に対し、妊娠末期、分娩第1期、分娩第3期に少量の血液採取を行い酸化ストレス度(d-ROMs)と抗酸化力(BAP)の測定を行った。酸化ストレス度はd-ROMsテストにより、活性酸素・フリーラジカルによる代謝産物(ヒドロペルオキシド)を、抗酸化力はBAPテストにより、血液中の還元力を測定して分析測定を行った。どちらも数値化されているものである。質問紙調査として、妊娠末期では生活状況に関する調査を行った。基礎情報はカルテからの情報収集を行った。なお、酸化ストレス度と抗酸化力の個別結果は得られた数値とともに生活習慣に関するコメントを加えた結果表として、結果開示を希望する研究対象者へ郵送で報告した。
目標としていた研究対象者数は150名であったが、同意を得られた妊婦の数は183名となり、データ収集を終えた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究対象者を150名募る予定であったが、平成25年度までに分析可能な事例数が83名となったことで事例数の確保に遅れが出てしまった。原因としては、研究施設の特性もあり、正常妊婦が少ないこと、妊娠・分娩経過も異常になる事例が多いことが事例数確保の遅れにつながったことが考えられる。

Strategy for Future Research Activity

平成27年度はデータの分析が終えられ次第、結果をまとめ、学術論文として投稿予定である。

Causes of Carryover

産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴い、研究を一時中断したため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

研究発表へ向けて論文作成、投稿準備として使用する計画である。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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