2013 Fiscal Year Research-status Report
子育て期の親ががんに罹患した際の子どもに対するケアプログラムの開発
Project/Area Number |
25862198
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Bukkyo University |
Principal Investigator |
鬼頭 泰子 佛教大学, 保健医療技術学部, 講師 (70433232)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 家族看護 / がん看護 / 子ども / 母親 |
Research Abstract |
本研究では、親、(ここでは母親とする)のがん治療過程において、看護師が子育て期の母親に対してどのような視点を持ってケアに臨んでいるのか、子どものケアについて看護師がどのように認識し、関わっているのか、看護の現状を明らかにすることを目的とし、研究を進めた。 はじめに、文献レビューを行い、学会発表(第27回日本助産看護学会学術集会)を行った。 調査研究においては、母親が、がん疾患に罹患し、外来での薬物療法を含めて1年以上がん治療が必要とされる者が外科的療法・化学療法・放射線療法等により1週間以上の入院予定で入院した場合のケアについて、がん拠点病院(3施設)に勤務する一般病院勤務の看護師(10名)及びがん看護専門看護師(9施設10 名)にインタビュー調査を行った。 現在この一般病棟看護師及びがん看護専門看護師のデータの分析を行っている。また、分析を進めて行きながら、明らかになった内容を国内・海外の学会で発表を行う準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー対象者の専門看護師が、1施設に1名ないし数名しかおらず、施設及びインタビュー参加者にを承諾するまでに時間がかかった。 またインタビューデータに関しても予定以上に時間を費やしており、まだ、チェック表の開発までは至っていない。 しかし、今後も丁寧に分析を行い進めていきたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、研究協力者の下、一般病棟、専門看護師のインタビューデータの分析を行い、必要な看護を明確にする。 また、子育て期にあるがん患者の子どもに対する看護支援プログラム(ケアチェック表)の開発を行い、看護プログラムの施行を行い、評価を行っていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
2013年度は、910000円の予定額の内4818円使用できなかったが、ほぼ予定通りの額を執行出来たと考える。 USBの購入を行う。
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