2013 Fiscal Year Research-status Report
高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価指標の開発
Project/Area Number |
25862220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
深堀 浩樹 東京医科歯科大学, 保健衛生学研究科, 准教授 (30381916)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 高齢者ケア施設 / 質評価 |
Research Abstract |
高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価指標の開発の準備段階としてレビュー論文を執筆するために、高齢者ケア施設に入居するEnd-of-Lifeケアの質の評価に関する英語論文の検索・収集を行った。データベースとしてはPubmedおよびCINAHLを用い、検索語としてMesh Termのなかから、"Palliative Care","Terminal Care", "Hospice Care","Nursing Homes", "Insurance, Long-Term Care", "Assisted Living Facilities", "Skilled Nursing Facilities","Quality Indicators, Health Care", "Quality of Health Care"を用いた。検索後、レビューの候補論文として、2013年までに発行された英語文献のなかから75文献を選定し、文献の評価に着手した。収集された文献の内容を検討し、高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価を行う上で、入居者への身体的・精神的ケア、苦痛や症状の緩和、意思決定支援、個別性への配慮、尊厳の尊重、家族への支援、多職種連携、死別後のケア等を評価していく必要性が認識された。今後、収集された論文のより詳細な検討を行い、レビュー論文の執筆および評価指標の開発を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
高齢者ケア施設で看護職が提供するEnd-of-Lifeケアの質の評価指標の開発を行っていく上で十分な文献が収集できた。
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Strategy for Future Research Activity |
レビュー論文の執筆および質指標の開発をより円滑に効率的に進めていく上で、老年看護学を専門とする教員および所属する研究室の大学院生に研究協力を依頼し、内諾を得ている。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
学会等への参加を予定していたより行わず、旅費が削減された。また、質指標の開発の上で研究補助者の雇用を予定していたが、適切なものが採用できなかった。 質指標の開発に必要な調査研究の費用および情報収集・成果発表のための出張に用いる。
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