2014 Fiscal Year Annual Research Report
青色LED光刺激による脳内非視覚的作用を介した脂質代謝への影響
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25870478
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
中川 忠彦 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 学術研究員 (40634275)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | LED光 / 非視覚的作用 / 脂質代謝 |
Outline of Annual Research Achievements |
眼から入る光刺激は内因性光感受性網膜神経細胞を介し脳内ホルモンやコルチコステロイドの分泌を促進する。このため、日常生活における照明光は脂質代謝に影響を及ぼし、脂質代謝異常症の発症や憎悪に関与する可能性が考えられる。本研究では、申請者の行ってきた「脂質合成酵素の分析・制御に関する研究」と「LED光の医療応用に関する研究」の成果を活かし、普及の進む新たな照明源であるLED光によって生じる脳内ホルモンならびに脂質分解・合成酵素の変化を正常マウス及び脂質異常症マウスモデルを用いて評価し、脂質代謝に及ぼす照明光の影響を検討するとともに、脂質異常症に対するLED光照明を応用した新しい治療法の確立を目指す。 急性ストレスで分泌されるコルチゾールは脂質の分解を促すことが報告されている。LED光照明によってコルチゾールの分泌が促進され、脂質分解が生じるか検討するために、①波長(445,465,475 nm)、②照度(1,15,50 W/cm2)、③照射期間(1,2,3日間)の組み合わせによる各種条件の青色LED光を正常マウスに短期間照射し、ACTH・コルチゾールおよび脂質分解・合成酵素の変化を検討した。 その結果、脂質代謝に影響を与える条件を抽出し、以下の詳細な検討を行った。①体重②副腎重量③視床下部のc-Fosの発現④血中ACTH濃度⑤脂質代謝酵素の発現
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