2013 Fiscal Year Research-status Report
白色レーザー光源を用いた次世代光干渉断層計の開発と新しい緑内障病態概念の確立
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25870678
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
庄司 拓平 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (70637058)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 光干渉断層計 / 緑内障 / 視神経乳頭篩状板 |
Research Abstract |
光干渉断層計における光源の中心波長および波長幅を可変して、眼底詳細観察に適した設定の探索を行った。また、受光部における回折格子の設定および露光時間の設定も行った。具体的には波長幅150nmと200nmにおける撮像結果を詳細に比較し、得られた画像の解像度、深達性、焦点深度、理論値と実測値の乖離等を検証した。同時に正常眼における黄斑部及び深部視神経乳頭の観察を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
光源の設定は当初の予定通り、進捗しておりおおむね順調と考えられれる。次年度は当初の予定通りクリニカルスタディを行い、本機器の有用性を実証する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は当初の予定通りクリニカルスタディを実施する。正常被験者および緑内障患者を対象に撮像を行い、従来市販機器と比較検討を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初国際学会で発表予定であった演題の1つが、抄録締切日までに研究が進捗せず、参加を見送った。 研究が概ね予定通り進捗しているため、次年度学会発表を行う
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Research Products
(2 results)