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2013 Fiscal Year Research-status Report

岡山県母子避難世帯の生活実態と定住意向の研究

Research Project

Project/Area Number 25870973
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Research InstitutionOkayama University of Science

Principal Investigator

松下 大輔  岡山理科大学, 工学部, 准教授 (90372565)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords再定住 / 定住意向 / コミュニティ / 社会関係資本 / 樹木モデル / 決定木 / ソーシャル・キャピタル / 東日本大震災
Research Abstract

岡山県および岡山市に避難者登録を行っている世帯を調査対象とし、岡山市内に居住する避難世帯に対しては岡山市に、岡山市外の避難世帯に対しては岡山県に、それぞれアンケート票の郵送を依頼した。アンケート票は母子避難世帯用と家族避難世帯用の二種類作成した。2013年11月22日からアンケート票を配布し、返送締め切りを同年12月10日とした。計322通のアンケート票を避難者登録世帯に発送し、母子避難世帯43件、家族避難世帯49件、計92件の有効回答を得た。はじめに自由記述を含む全ての記入データの集計を行い、避難世帯の生活実態を把握した。次に避難世帯の現居住地での定住意向を、近隣とのつきあいや交流、生活の満足度、就業状況等の社会関係との関係の下に分析した。いかなる生活をおくる世帯が新たな居住地に適応し、定住を考えているかを捉えた。
2014年3月8日に岡山理科大学において、「平成25 年度 岡山県内避難世帯を対象とする生活実態調査報告会」を行った。50名程度が参加し、研究成果の報告とともに意見交換を行った。研究成果は新聞各社(朝日新聞、読売新聞、山陽新聞など)、テレビ(NHK、OHK、RSKなど)で報道され、広く公開された。研究成果の概要を冊子にまとめ、岡山市、岡山県を通じて避難世帯に郵送にて配布を依頼した。9月開催予定の2014年度日本建築学会大会学術講演会に2本の梗概を投稿した。また日本建築学会計画系論文集への投稿論文を作成中で、4月投稿予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

初年度に予定していた調査を予定通り実施した。322通のアンケート票を発送し、92件の有効回答を得た。それらの集計、分析を行った。報告会を開催した。研究成果はマスコミに報道され、社会還元が行われた。学術論文にまとめ、梗概2件の投稿、論文1件の投稿準備を行った。以上の進捗状況より、研究は順調に進展している。

Strategy for Future Research Activity

2013年度の成果は、論文を日本建築学会に投稿し、9月に開催される日本建築学会大会で発表する。
2014年度は、これまでの成果を踏まえた新たな調査を計画している。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

事例調査の旅費、人件費が、予定していたほどかからなかった。
今年度調査経費に充てる。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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