2014 Fiscal Year Annual Research Report
都市型水害における通信インフラ不要の被災者位置マッピングシステムの研究
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25871249
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| Research Institution | Tobishima Research Institute of Technology |
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Principal Investigator |
松田 浩朗 飛島建設株式会社技術研究所, -, 主任研究員 (80443646)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 都市水害 / 被災者 / マッピング / 通信インフラレス / スマートフォン |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は，都市水害発生時の地下施設において，通信インフラを利用せず，被災者位置を測位し，その情報を迅速に救援者および被災者で共有できる，通信インフラ不要で緊急時に確実に機能する被災者位置マッピングシステムを開発するものである．
本年度は，(1)通信電波強度に基づく測位手法，(2)得られたデータのマッピング手法，(3)測位データの共有手法，を開発した．
(1)通信電波強度に基づく測位手法に関しては，①スマートデバイスを電波吸収体で覆い見かけ上アンテナに指向性を持たせる，②スマートデバイスを回転させながら連続的に電波強度をそのときに方向を取得する，③得られた方向別の電波強度から，対象スマートデバイスの方向を推定する，④得られた電波強度から距離を推定する，ことで，方向と距離を推定し，対象スマートデバイスの相対位置を測位する手法を開発した．
(2)得られたデータのマッピング手法に関しては，(1)の測位手法およびその測位手法より得られた結果を表示させるアプリケーションを開発した．
(3)測位データの共有手法に関しては，得られた測位結果をBluetoothによりそれぞれのスマートデバイス間で共有する機能を(2)で開発したアプリケーションに実装した．
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Research Products
(2 results)
