2014 Fiscal Year Annual Research Report
動作中の身体と装着物のインタラクションを再現するデジタルヒューマンモデル
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25880033
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
吉安 祐介 独立行政法人産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 研究員 (10712234)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | デジタルヒューマン |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度の目標は、①装着物シミュレータの開発、②提案手法の評価と③GUIへの組み込みであった。
本年度は、形状データベースを活用したpose space deformation(PSD)という身体表面形状推定モデルを実装し、バネモデルを用いた装着物シミュレータと統合することで、多様な姿勢をとった際の装着物の接触力分布を推定する手法を構築した。PSDを用いて、介護動作で頻発する腰曲げ動作時の表面形状を推定し、従来のアニメーション手法と比較した結果、PSDの方がより実際に近い結果を出力できることを確認した。接触判定は、KDツリーを用いて行い、接触力判定はペナルティー法を用いて行った。シミュレーションの評価は、装着型支援機器の圧力分布が圧力センサーのレンジよりも小さかったため、布状移乗支援機器を対象として行った。その結果、計測した圧力データと比較し、圧力分布パターンが大まかに一致することが確認できた。これらのシミュレーション結果はMatlabので実装し、シミュレーションした姿勢と同時に圧力分布のカラーマップなどをビジュアライズすることができる。今後、3DCGソフトウェアのplug-inとして実装する。なお、前年度開発したデジタルヒューマンモデル構築のためのテンプレートフィッティング手法の計算速度を高め、その成果をComputer Graphics Forumというジャーナルに投稿し、採録された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)