2014 Fiscal Year Annual Research Report
Buffer room入室の有無が喘息体質者の運動時の呼吸機能に及ぼす影響
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25882045
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
高木 祐介 帝塚山大学, 全学教育開発センター, 講師 (70707702)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 喘息 / 運動 / Buffer room / 呼吸機能 / 予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年度の研究において、申請者が過去7年間積み重ねてきたフィールド研究で得た知見を基に、屋内外の移動の際に受ける大きな温度差を緩衝させる部屋、即ち、「Buffer room」を開発した。このBuffer roomの開発の背景には、鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センター長・教授の山本正嘉先生をはじめ、山本研究室の院生の方々の全面的なご協力があった。 鹿屋体育大学のBuffer roomを使用した基礎実験はスムーズに進み、同時に、国立大島商船高等専門学校での学校現場における体育実技授業時のフィールド調査にも着手した。大島商船高等専門学校での調査では、北哲也助教の多大なご支援、また、教職員の皆様のご協力があった。以上、両校の研究協力者、両研究の対象者の皆様の全面的で積極的なご協力があって、僅か半年足らずの平成25年度内で、鹿屋体育大学でのBuffer roomを使用した基礎実験および大島商船高等専門学校でのBuffer roomを使用したフィールド調査の全てを完了させることができた。 成果の発表としては、鹿屋体育大学での実験結果は、平成26年度に行われた第34回日本登山医学会学術集会において一部のデータを発表し、同年度内に日本登山医学会会誌の「登山医学」において、英文論文を投稿し、既に掲載されている。また、今年の9月に行われる第70回日本体力医学会大会(和歌山市)にて残りのデータ全てを発表する。なお、現在、フルデータをまとめた英文論文を執筆中であり、今年度内に国際誌へ論文投稿できるように努める。大島商船高等専門学校での調査結果は、平成26年度の第61回日本学校保健学会学術大会(金沢市)にて発表し、その後、日本学校保健学会会誌の「学校保健研究」へ論文投稿を行い、現在、査読中である。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)