2014 Fiscal Year Annual Research Report
マダガスカル語諸方言の分析と記述-オーストロネシア比較言語学的視点から
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25884037
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
西本 希呼 京都大学, 白眉センター, 助教 (10712416)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | フィールド言語学 / マラガシ語 / オーストロネシア語族 / ポリネシア / 動詞形態統語論 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、これまで取り組んで来たマダガスカル語Tandroy方言とその周辺で話されている諸方言の調査・分析を進め、動詞カテゴリーを中心としたマダガスカル語に特徴的な文法事象の詳細を解明することである。そして、それらを通じてマダガスカル語諸方言がいかなるれきしてき経緯を経て現在のそれぞれの体系になったかを考察することである。併せて、マダガスカル語以外の同族言語の調査・分析にも視野を広げ、オーストロネシア諸語の比較研究への発展を目指すことを目的としている。 2014年12月に、比較研究のため、仏領ポリネシアのルルツ島を訪問し、これまでの調査データの確認および、新たに植物に関連する語彙の収集を行った。2015年3月は短期間ではあるがマダガスカルを訪問し、マラガシ語に関する情報収集及び調査の打ち合わせを行った。2015年6月にマダガスカル語に関する学術発表をケープタウンで行う。 また、成果の一部を、2014年7月ボツワナで開催された国際学会、8月マレーシアで開催された国際学会、東京、沖縄での研究会で発表を行った。また、タンルイ語のデータを辞書作成ソフトに入力し、公開の準備を進めている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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