2014 Fiscal Year Annual Research Report
近世末期国学史の再構築―橿園社中・鈴屋社中・椎本社中の交流の模様を中心に―
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25884090
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Research Institution | Fukuoka International University |
Principal Investigator |
吉良 史明 福岡国際大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (50707833)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 歌語「神風」 / 「物のあはれを知る」の説 / 伴信友 / 加納諸平 / 本居宣長 / 長沢伴雄 / 本居大平 / 橘守部 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、研究の最終年度であるために、前年度よりの基礎調査に加え、研究成果の論攷・資料集・目録等への取り纏めを行った。 まず、資料調査に関しては、広足と鈴屋の交流の模様を示すうえで注目される本居大平・伴信友・加納諸平等の旧蔵書を調べるために、東京大学・京都大学・天理大学等の各収蔵機関を訪れ、書誌調査ならびに資料の収集に努めた。また、前年度より実施している長崎諏訪神社の調査を今年度も継続し、当初予定していた資料の大凡を調査し終えた。 次に、調査成果の取り纏めに関して。研究計画に記載したとおり、本研究は文献調査の成果を資料解題として示し、また調査の結果に基づく複数の論攷の執筆をその柱としている。広足自筆稿本ならびに広足手沢書入れ本の解題は、基礎調査を終え、目下解題の作成を行っている状況にある。また、論攷に関しても、以下の数本の執筆に臨んでいる。①歌語「神風」を象徴とした広足神国思想の近世末期における展開を考察したもの②広足・信友・斎藤彦麿等の宣長歌書の受容に基づき、近世後期における宣長歌論、ことに「物のあはれを知る」の説の受容と展開を考察したもの(なお、その成果の一部は、平成26年度九州大学国語国文学会において発表)③広足・信友・橘守部・本居大平等の著述・手沢書入れ本に基づき、服部中庸『三大考』に示された世界観を近世後期の国学者がいかに受容していたかを考察したもの。以上の3点に関して、目下その取り纏めを行い、学会誌への投稿を企図しているところである。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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