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2014 Fiscal Year Annual Research Report

神経経済学の行動経済学への応用の研究

Research Project

Project/Area Number 25885019
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

萱場 豊  一橋大学, 社会科学高等研究院, 特任講師 (00708612)

Project Period (FY) 2013-08-30 – 2016-03-31
Keywords行動経済学 / 神経経済学
Outline of Annual Research Achievements

行動経済学が近年関心を持っている研究分野の一つとして、意思決定者のパフォーマンスに影響を与えるような変数、とりわけ、従来の行動データのみからは明らかにすることが難しいLatent variable(例えば、意思決定者の心理状態や隠された意図等)を、生理学的データを用いて捉えることがあげられる。こうしたデータの性質を詳しく研究することで、今まで実証が困難だった行動経済学的意思決定モデルを、Latent variableに直接関係するデータを用いて従来よりも簡単に検証することができるようになることが期待される。
そこで、本プロジェクトは、心理学や言語分析を主たる研究分野とする研究者を実験協力者として迎え、実際の購買場面における売り手、買い手の行動を明らかにするフィールド実験を行った。売り手の緊張状態、とくに比較的高額な商品を顧客に売り込む際の緊張を生理学的データを用いて測定し、緊張の度合いと行動の関係を分析することを主眼に置いた。具体的には、心理学でよく用いられる脈波を売り手の緊張と相関する変数として測定した。さらに、売り手と買い手の具体的な会話の内容も記録し、その内容も分析対象とすることにした。発話のスピードや声のトーンなどは、脈波同様、売り手の緊張と相関する変数として分析に活用する。また、会話の進め方なども、会話分析のフレームワークに沿って解析する。
現在、今回得られたデータにもとづき、解析を進めているが、一定の結論に至った時点で結果を取りまとめる。

Research Progress Status

27年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

27年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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