2013 Fiscal Year Annual Research Report
大学生の過敏型自己愛傾向の変容要因・変容プロセスの実証的研究
Project/Area Number |
25885042
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
神谷 真由美 信州大学, 全学教育機構, 講師 (70710078)
|
Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
Keywords | 臨床心理学 / 青年期 / 自己愛 / 大学生 |
Research Abstract |
本研究の目的は,大学生の過敏型自己愛傾向の変容の要因と,そのプロセスを,質問紙を用いた縦断調査(Time 1,Time 2)と面接調査によって明らかにし,大学生が,充実した大学生活を送るための心理学的理解,心理的支援の方法を示すことである。 25年度は研究計画にもとづき,まず,信州大学内のヒトを対象とした研究に関する倫理委員会に申請を行い,承認を得た。その後,全国の大学生を対象に質問紙調査(Time 1)を行い,約700名のデータが得られた。このうち約500名の大学生から,半年後の郵送法による質問紙調査(Time 2)への協力が得られた。 今後は,郵送法による質問紙調査(Time 2)を実施し,Time 1の結果と併せて分析を行う。また,質問紙調査の結果より,過敏型自己愛傾向に改善がみられた大学生に面接調査を行い,過敏型自己愛傾向の変容プロセスを明らかにする。以上から,過敏型自己愛傾向の変容の要因と,そのプロセスを明らかにする。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
信州大学内のヒトを対象とした研究に関する倫理委員会に申請を行い,承認を得た。 その後,全国の大学生を対象に質問紙調査(Time 1)を行い,約700名のデータが得られた。このうち約500名の大学生から,半年後の郵送法による質問紙調査(Time 2)への協力が得られた。 これは,25年度の研究計画に沿っているため,計画通りに進展していると考えらえる。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成26年6月に,郵送法による質問紙調査(Time 2)を実施し,Time 1の結果と併せて分析を行う。分析結果については,学会発表,論文投稿を行う。 平成26年8月から,質問紙調査の結果より,過敏型自己愛傾向に改善がみられた大学生に面接調査を行い,過敏型自己愛傾向の変容プロセスを明らかにする。分析結果については,学会発表,論文投稿を行う。
|