2013 Fiscal Year Annual Research Report
低強度・高周波振動刺激の骨形成活性効果の電動歯ブラシへの応用
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25893017
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
神田 佳明 東北大学, 大学病院, 医員 (00709123)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 低強度・高周波振動刺激 / 骨形成活性効果 |
Research Abstract |
東北大学医工学研究科の協力講座に依頼し、低強度・高周波振動刺激発生装置の制作を行った。当該装置はスイッチにより強度・周波数の切り替えが可能であり、精度を振動計測器にて実証した。その結果、各種文献にて報告されている骨形成活性効果を最大限に引き出すために設定した強度・周波数での振動刺激発生装置の開発は成功したと考えられる。 次いで市販の電動歯ブラシを同条件下にて強度・周波数を測定し、比較、検討を行い、今回制作した装置との比較を行った。 その後、実験動物を用いて、今回制作した振動刺激発生装置による骨形成活性効果の検証を行った。治癒期間1週・4週とした実験条件において、当該装置の骨形成活性能を振動刺激付与部位周囲をマイクロCTによる観察を行い、一定の効果を確認することができたが、各種文献で報告されている効果を得るためには、振動刺激を付与する時間、回数、タイミングなど、さらなる検討を要し、設定し製作した振動刺激発生装置の仕様についても一考を要すると考えられる。今回の標本については、固定・脱水、レジン包埋を行い、組織切片を制作中である。なお、組織切片の染色法についてはStevenel’s blue and Von Gieson‘s picrofuchsin redにて染色を行っている。 今後は臨床応用を目指すために、ヘッドの形態を含めたブラシの形状、硬さ、また骨形成活性効果を最大限に引き出すためのさらなる比較・検討を要することが発覚した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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