2013 Fiscal Year Annual Research Report
フットケアシートを使用した糖尿病患者に対する視覚的足白癬予防ケア教育の効果の検証
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25893058
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
竹原 君江 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70709865)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 足白癬予防 / 糖尿病足病変 / 予防ケア / 介入研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病足病変を引き起こす可能性がある足白癬を予防するには、足部に付着した白癬菌を洗浄や清拭で除去する必要がある。洗い残しや拭き残しがあると白癬菌が残存している可能性があるが、簡便に視認できるツールがなく、効果的に洗浄や清拭ができているか確認することが困難であった。本研究の目的は、糖尿病患者において、視覚的ツールを用いて足部の拭き残りを確認することにより、拭き残りが減少するか検証することである。最初の段階として、視覚的ツールの開発を行った。このツールは、光を遮断するようにした箱にブラックライトと小型カメラを内蔵し、蛍光ローションを塗布して足を入れるとタブレットで拭き残しを視認できるようにしたものである。今後、糖尿病患者を対象に開発した視覚的ツールを用いて清拭の教育を行い、趾間および足底において拭き残りを評価する介入研究を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
視覚的ツールの作成に時間がかかったが、作成後の調査が順調に進んだため。
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Strategy for Future Research Activity |
病棟看護師長、連絡看護師と密に連絡をとり、調査を円滑に進める。
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