2014 Fiscal Year Annual Research Report
迅速・高感度PET検査による脳動静脈奇形の機能的循環代謝評価
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25893304
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
丸山 大輔 独立行政法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (70713840)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 脳神経疾患 / 脳動静脈奇形 / 脳循環代謝 / 15O標識ガス吸入PET |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、脳循環代謝評価におけるgold standardである15O標識ガス吸入PET検査において、従来からの限界要因となっていたCBV補正法を改良し、AVM周囲の脳組織における脳循環代謝を詳細に検討することである。 平成26年度は脳動静脈奇形患者に対する安静時15O標識ガス吸入PET検査を継続した。PETの撮像法に関して、脳血液量の補正を改良した新法(DBFM法)と従来法(DARG法)との比較を中心にregion of interest解析をおこない、nidusより遠隔部では両検査での測定値に高い相関性を認めたが、nidus近傍ではその相関性が低下し、DARG法で過大評価する傾向であることを確認した。本解析結果を複数の国内学会、研究会で報告した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
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[Presentation] 15O標識ガス吸入PETを用いた 脳動静脈奇形における 新たな循環代謝評価の可能性2014
Author(s)
丸山 大輔, 中川原 譲二, 飯田 秀博, 越野 一博, 森田 奈緒美,安部倉 友, 濱野 栄佳 , 佐藤 徹 , 片岡 大治 , 飯原 弘二, 高橋 淳
Organizer
第26回 日本脳循環代謝学会総会
Place of Presentation
岡山
Year and Date
2014-11-21 – 2014-11-22
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