Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
超高エネルギー宇宙線の起源・加速機構の解明は未知の天体現象や新物理にもつながる未解決課題であり、本研究の学術的意義は明確と評価できる。南半球・北半球の実験サイトそれぞれに設置された望遠鏡を運用し観測をすすめることで相互較正を行い、南北のスペクトルの差異から新たな知見が得られると期待できる。また、従来よりも低コストで完全自律制御可能な望遠鏡の実証は、統計量を大幅に向上できる将来計画への筋道をつけられると期待できる。