2016 Fiscal Year Annual Research Report
Myokines and their physiological roles
Project/Area Number |
26242068
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
藤井 宣晴 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (40509296)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 菜穂子 日本大学, 生物資源科学部, 助教 (00509515)
古市 泰郎 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 助教 (40733035)
眞鍋 康子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (60467412)
中川 嘉 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 准教授 (80361351)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 骨格筋 / マイオカイン / 分泌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、New South Wales大学のHardeman 博士が開発した骨格筋特異的プロモーター(ヒトα-アクチン・プロモーター)を使用して、2つの標的分子に関わる遺伝子組み換えマウスを作製した。1つは分子Aで、ショウジョウバエで骨格筋特異的にこの分子をノックアウトした際に、寿命が短縮されたため、本来は何らかの良い作用を持つと推察される。そのため、骨格筋特異的に分子Aを過剰発現させたマウスを作製した。もう1つは分子Bで、ショウジョウバエで骨格筋特異的にこの分子をノックアウトした際に、寿命が延長したため、本来は何らかの悪い作用を持つと推察される。そのため、骨格筋特異的に分子Bをノックアウトしたマウスを作製した。 分子A過剰発現マウスは、野生型マウスに比べて10倍以上の過剰発現が認められた。心臓を含め、そのほかの臓器での過剰発現は認められなかった。体重、摂食量、酸素摂取量、二酸化炭素排出量、呼吸商、走消費エネルギー量には、少なくとも若齢期において、過剰発現マウスと野生型マウスの間で周囲差は認められなかった。しかし中齢期以降において、分子A過剰発現マウスでは、エネルギー代謝の基質が糖質寄りになることが確認された。その影響があってか、多段階負荷漸増走運動では、野生型マウスに比べて疲労困憊に至るまでの時間が短かった。統計的な有意差に達していないものの、糖負荷試験の結果が野生型マウスに比べて良い傾向が認められた。 分子Bマウスは、上記の骨格筋特異的プロモーターを組み込んだCreマウスと、分子B‐Floxマウスを掛け合わせることにより作成した。出生後のマウスが成熟してからドキシサイクリン投与で骨格筋に てからドキシサイクリン投与で骨格筋に てからドキシサイクリン投与で骨格筋にCre が発現する薬剤誘導性Creを組み込んだ。今後、このマウスの解析を進めていく。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)
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[Book] 杏林書院2016
Author(s)
藤井宣晴
Total Pages
296
Publisher
運動生理学から身体不活動の生理・分子生物学へ
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