2017 Fiscal Year Annual Research Report
Anthropological Study of Production, Marketing and Consumption of Textile Crafts in Asia
Project/Area Number |
26244053
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
中谷 文美 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (90288697)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上羽 陽子 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 准教授 (10510406)
田村 うらら 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (10580350)
宮脇 千絵 南山大学, 人文学部, 准教授 (30637666)
青木 恵理子 龍谷大学, 社会学部, 教授 (40180244)
落合 雪野 龍谷大学, 農学部, 教授 (50347077)
杉本 星子 京都文教大学, 総合社会学部, 教授 (70298743)
窪田 幸子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80268507)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 文化人類学 / 布 / 物質文化 / 地域比較 / 消費 / 文化遺産 / ジェンダー / 工芸 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終年度である今年度は、研究成果の取りまとめに向けた活動を中心とした。 まず、研究代表者の中谷文美及び研究分担者の窪田幸子が、2017年5月にカナダのオタワ大学で開催されたInternational Union of Anthropological and Ethnological Sciences (IUAES)中間会議において「Fashionable Tradition: Innovation and Continuity in the Production and Consumption of Handmade Textiles and Crafts」というテーマの分科会を組織し、研究分担者・連携研究者・海外研究協力者4名に加えて各国からの参加者とともに研究報告及び討論を行った。 2017年12月には京都において国際シンポジウムを開催し、「Textiles and Fashion in Asian Context」というテーマのもとに、インド(所属はオランダ)、スイス及び韓国よりスピーカー及びディスカッサントとして海外研究協力者を招聘し、研究報告及び研究分担者・連携研究者全員参加による討論を実施した。 2018年1月には最終研究会を開催し、これまでの調査成果を全員が発表するとともに、成果とりまとめに向けて、和文・英文論文集の構想案が各自から出され、主要な論点を確認した。ここでの議論を基礎として、まずは英文による論文集「Fashionable Traditions」(仮題)の構想を練り、海外の出版社に提出したところ、すでに採用との通知を受けとっている。この成果論文集には、本研究の分担者・連携研究者のほか、IUAES中間会議、京都での国際シンポジウム及び代表者が出席したアメリカでのシンポジウム参加者も含まれており、これまでの国際連携の成果が反映されることとなった。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(28 results)