2016 Fiscal Year Annual Research Report
Phased Development Process of Concept of Public Space and Local Governance through Analysis on Street Use and Management
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26249085
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
窪田 亜矢 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (30323520)
赤司 泰義 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60243896)
村山 顕人 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (60396760)
中村 文彦 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (70217892)
野原 卓 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (10361528)
三浦 詩乃 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 助教 (00772922)
趙 世晨 九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (80304848)
長 聡子 新潟工科大学, 工学部, 准教授 (70523653)
志摩 憲寿 東洋大学, 国際学部, 准教授 (90447433)
小崎 美希 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (50754420)
宋 俊煥 山口大学, 創成科学研究科, 助教 (00725244)
泉山 塁威 明治大学, 理工学部, 助教 (40774055)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 / 都市活性化 / 社会実験 / 道路管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度として、これまでの調査結果に追加調査・分析を実施し、以下の点から全体の研究成果を取りまとめた。 1)戦後のストリートの利活用の変遷の体系的整理とストリートマネジメントの類型化として、前年度に整理した事例の一部に現地調査等で得た補足情報を加えて、類型化の再整理を進めた。 2)国内外の事例調査と国際比較を通じたストリートの利活用の意義と役割について、ジョグジャカルタ市(昨年度からの継続調査)、世田谷区や横浜市の国内事例調査、等を加え、これまでの事例調査の成果と合わせて、国内外の都市のストリートの利活用事例とそのマネジメントの実態と特徴を明らかにした。また、地域社会におけるストリートの役割と公共空間としての公共性の概念整理を進め、欧米とアジアのストリートの利活用の相違や特色をアジアンアーバニズムとして整理した。 3)社会実験の情報化・実践知の体系化とガバナンスの段階的発展について、昨年度に整理したストリートを対象にした社会実験のデータベースの中から、特徴的な事例を抽出し、地域組織が実施に関わる社会実験から地域主体のガバナンスへの発展過程を調査分析すると共に、地域主体のストリートマネジメントの組織的取り組みが地域ガバナンスとして発展していく過程を考察し、地域ガバナンスの段階的発展過程を整理した。 4)我が国のストリートを含む公共空間の管理に関連する法制度と行政による法制度運用の変遷と現代の課題を明らかにした。 5)ストリートの利活用と地域ガバナンスの課題と方策について、ストリートの利活用を通じて地域民間組織が担うストリート等の公共空間の地域ガバナンスの方法、ストリートの環境評価方法、法制度上の課題を提示すると共に、ストリートの利活用を含む地域ガバナンスの方策と課題を「ストリートデザイン・マネジメント」という新たな考え方と課題してまとめ、本研究を総括した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)