2014 Fiscal Year Annual Research Report
チタン原料の環境調和型の新規アップグレード技術の開発
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26249114
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡部 徹 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00280884)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | チタン / アップグレード / 鉱石 / 製錬 |
Outline of Annual Research Achievements |
低品位のチタン原料が利用でき、かつ環境調和型である新しいチタン製錬法を開発するためには、選択塩化反応を利用してチタン鉱石中の不純物を直接除去する基礎技術の開発が不可欠である。 当該年度では、高温の四塩化チタンガスと反応させることによってチタン鉱石やチタンスラグから選択的に鉄を取り除くことが可能か検証を行うため、各種熱力学的解析を行った。塩素ポテンシャルと酸素ポテンシャルを軸に取った状態図などを作成して解析を行った結果、平衡論的には鉱石中の鉄を塩化鉄へと変換して揮発除去できることが分かった。また、本プロセスの実証実験に適した水平型の特別な高温反応装置の設計を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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