2016 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
26280088
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
坂本 比呂志 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50315123)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山際 伸一 筑波大学, システム情報工学研究科(系), 准教授 (10574725)
榎田 修一 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (40346862)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | データ圧縮 / ストリームデータ / 文法圧縮 / パターン発見 / 特徴抽出 |
Outline of Annual Research Achievements |
データ圧縮によって知的情報処理が新展開を迎えている.ネットワーク上のストリームデータは増加する一方であるが,ハードウェアの性能向上は限界に近づいている.本研究は,新しい可逆圧縮の理論を武器にこの問題に取り組み,圧縮情報処理による大量データからのリアルタイム知識発見を実現する. 具体的には,極めて小さい遅延時間で圧縮,伝送,復号が可能なストリーム圧縮アルゴリズムを開発し,ハードウェア上に実装することで,ネットワークの物理的限界を超えたスループットを達成する. そして,このアルゴリズムによって文字列や動画像ストリームからの高精度イベント抽出を実現する.今年度は,データ同士の類似度を圧縮データ上で高速計算する手法を設計し,大規模データに対して従来手法に対する優位性を確認した.これによって大規模データの剽窃検出などに応用することが可能となった.また,この手法を簡略化することで,データ中に出現する繰り返し構造がストリームデータに対してリアルタイムに実現できる.一方でこの手法は厳密解を発見することが苦手であるため,解の制度を他手法と比較した結果,長い繰り返し構造については十分に実用性に耐えるものを発見していることを確認した.また,本手法の一部の技術をFPGA上に実装することで本手法の主目的であったリアルタイムストリーム処理が可能となった.このハードウェア圧縮の手法は外部発表と共に前年度に国内出願済みであり,本出願に基づくPCT出願も行っている.
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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