2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on Design and Manufacturing Methodology of Prosthetic Legs for Para-Sports
Project/Area Number |
26282004
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山中 俊治 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (60528917)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仰木 裕嗣 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90317313)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | デザイン / 義足 / バイオメカニクス |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、昨年度に再設計および試作を行った金属製コネクタ部品の強度を確認する実験を行ない、昨年度に行なった実験の結果との比較を行い、選手の走行に耐える強度になっていることを確認した。また、ソケット部分に関しても、過年度に実施した強度試験において不安が残った部分の再設計を行い、再製作を行なった。また、研究代表者が主宰する海外巡回展の一部として、本研究の成果を発表する展示設計を行った。 1)昨年度設計/製作を行なったコネクタパーツについて、必要強度に達しているかの確認を行うための強度試験を設計し、実験の実施を行なった。実験の結果、選手が走行する際に掛かる力に十分に耐える強度を達成していることを確認した。 2)これまでの研究において作成したソケット部分に関して、強度試験において大きな破壊が起こる箇所は無かったが、強い力を掛けるとカーボン部材と金属部品の接着部分が剥離するという問題があった。この剥離が起こると、選手の走行時の感覚に問題が生じることが予想されるため、剥離が起こりにくくなるよう、金属とカーボンの接合部分を再設計し、ソケット部分の再製作を行なった。 3)研究代表者の運営する研究室が、外務省の企画のもと行う海外3都市の巡回展を行うことになったため、その展示の一部として本研究を紹介するため、これまでの研究の内容を広く国際社会に紹介するため、成果物や試作品も含めて時系列で紹介する展示計画を行い、多言語にて説明文および説明グラフィックの作成を行なった。
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|