2017 Fiscal Year Annual Research Report
Advanced science researched table to elucidate the advantages and disadvantages of low energy density Japanese food by omics analysis
Project/Area Number |
26282024
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
奥村 仙示 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 講師 (30322259)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 食生活 / デンシエット / Densiet / カロリー密度 |
Outline of Annual Research Achievements |
肥満はエネルギー摂取とエネルギー消費のインバランスによって引き起こされる。満腹かつ満足は、低エネルギー食の継続の重要な因子である。我々は、エネルギー密度(ED)(カロリー密度(CD))に注目し、低カロリーでも満腹度・満足度が高い食事の組成を検討し、密度(density)に注目した食事(diet)という意味のデンシエット(Densiet)という造語とロゴマークを商標登録し、事業化した。 デンシエットの食事基準は、1)エネルギー約500kcal(480-520kcal)、2)米飯150g、3)エネルギー密度1.0kcal/g以下、4)野菜重量(芋類除く、海藻、キノコ類含む)200-240g、5)食塩3.0g未満とした(Zhou,et al. J Acad Nutr Diet. 2013)。この基準を低エネルギーでも満腹度・満足度の高いデンシエット弁当とした。献立、食材の選択、調理方法、販売価格は各お弁当販売業者と検討し販売を行った。 食材や調理法も既存の各会社の特徴を生かし、献立内容や油の少ない調理方法を工夫することで基準に適応させた種々の弁当が作成できた。米飯をセットにし提供するお弁当タイプと、冷凍の副菜に購入者が米飯を150g合わせて食べる冷凍弁当タイプが作成できた。販売形式は、店頭販売、宅配、通販など、会社ごとに選択し、企業の特徴を生かした販売方法が可能であった。野菜が多く低エネルギーの食べ方のコツについて、様々な場面で情報を得ることは多いが、1食でも実際に食べることによって、量や調理法の工夫や、満腹度・満足度を経験することで、消費者への良い伝達ツールとなっていると考えられた。 低エネルギーでも満腹度・満足度の高いデンシエット弁当は、消費者が実際に食べることによって、バランスの取れた食事を経験できる食育ツールとしても活用できると考えられ、付加価値を付けて販売できた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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