2016 Fiscal Year Annual Research Report
オリンピック・レガシーとしてのスマート・ベニュー整備
Project/Area Number |
26282178
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
間野 義之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (90350438)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舟橋 弘晃 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (10758551)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | スマート・ベニュー / レガシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、リオデジャネイロとワルシャワにて実地調査をした。これまでの調査で明らかになっていたとおり、競技施設に関してオリンピック・モードと大会が終わったあとのレガシー・モードを峻別して必要最小限のラインを見極める重要性が改めて認識された。また、2012年UEFA欧州選手権の開催をきっかけに建て替えられたワルシャワ国立競技場は、天然芝の養生管理するよりも、サッカーの興行の際に都度レンタルする方が費用対効果が高いと分析し、天然芝の常設を中止している。開閉式屋根と相まって、コンサートやその他のイベントの開催頻度を高められる点は、スマート・ベニューの管理・運営上の示唆に富んでいる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
海外実地調査を優先させているため。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は最終年度であるため、これまで得られたデータや情報を集約して総括をする。
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Causes of Carryover |
予定していた調査を行わなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の出張費に計上する。
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