2017 Fiscal Year Annual Research Report
"Smart Venue" as and Olympic legacy
Project/Area Number |
26282178
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
間野 義之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (90350438)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舟橋 弘晃 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (10758551)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | レガシー / スマート・ベニュー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、科学研究費の助成の最終年度に当たるので、研究のとりまとめを行った。 これまで調査を行った国内外のスタジアム・アリーナ事例を参考に、「スマート・ベニュー」を実現するうえでの主なポイントを以下のように分析・整理した。(1)年間を通じた賑わいの創出のための多機能・複合化、(2)利便性の高い立地、(3)公共交通の複数駅・複数路線に接していること、(4)天候に左右されずに観客が快適に観戦するための屋根、(5)国際競技連盟等が求める映像クオリティを満たす演色性の高い照明、(6)トラックが乗り入れ設営・撤去が容易となる均しコンクリートの土間、または稼働率を高めるための人工芝の使用、(7)多様な席種、(8)エンターテインメント性を高めるためのハイビジョンや最新のサウンドシステムの導入、(9)入場ゲートの電子化、およびバックヤード動線の最適化、(10)混雑解消による飲食収入増・物販の多品種少量生産、(11)女性トイレの充実、(12)客単価を高め収入増につながる富裕層向けのホスピタリティ、(13)アーティストの出演インセンティブを高めるステージ・音響・楽屋。 わが国では全国に60件を超えるスタジアム・アリーナの改築・新築の構想や計画がある。奇しくも、スポーツ庁はスポーツの成長産業化に向けての起爆剤としてスタジアム・アリーナ改革に着手し、プロフィットセンター化を目指すこととなった。本研究で得られた知見・研究成果の社会実装を加速する。
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(8 results)