2018 Fiscal Year Annual Research Report
Die apokalyptische Kultur als Topos in der deutschen Literatur und Geistesgeschichte. Ist das 'Ende' vom Ende moeglich?
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26284048
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
小黒 康正 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (10294852)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
嶋田 洋一郎 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (30206180)
福元 圭太 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (30218953)
武田 利勝 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (80367002)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 黙示録 / ドイツ文学 / ドイツ思想 / 終末 / トポス / 破局 / トーマス・マン / 第三の国 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終年度には、二つの重要な国際的な学術交流があった。 まず第一に、バイエルン独日協会から三度目の要請があって、研究代表者が2018年8月28日にミュンヘンの王宮にて招待講演をドイツ語にて行ったことが挙げられよう。講演題目「Das dritte Reich in Japan und Deutschland vor dem ersten Weltkrieg ―Henrik Ibsen, Dmitri Mereschkowski und Thomas Mann」のもとで、日独の多くの方々と問題の共有を図ることができたと思う。 第二に、フランクフルト大学名誉教授でドイツ中世史の碩学であるヨハネス・フリート氏との学術交流も重要である。研究代表者は研究2016年2月17日にフランクフルト大学で本研究プロジェクに関係する招待講演をドイツ語にて行っていたが、今回はフリート教授に来日してもらい、共同で国際コロキウムを2018年9月25日に開催した。研究発表を行ったのは小黒康正、ヤーヌス・グディアン、嶋田洋一郎、ヨハネス・フリートである。更に、フリート教授には、本プロジェクトに密接に関連するテーマで、9月27日に南山大学で、9月28日にはに日本独文学会秋季研究発表会(名古屋大学)で招待講演をしてもらった。 他に、研究代表者が三田文学会の依頼を受けて「三田文學」第134号(8月1日発行)に「「第三の国」をめぐる戦い――イプセン、メレシコフスキー、トーマス・マン」を投稿したことや、12月8日に開催された北海道ドイツ文学会 第86回研究発表会(北海道大学)で研究発表「ルードルフ・カスナーの観相学的世界像――「第三の国」をめぐって」を行ったことも特筆に値しよう。以上の三件では、五年間の研究を総括した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)