2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Comparative Literature Study on Theosophical Movement and its Pan-Asian Cultural Intercourse; the Conflict between the Harmony of the East and the West and the Surmounting Nationalism
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26284054
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Research Institution | Tama Art University |
Principal Investigator |
安藤 礼二 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (20445620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 良男 国立民族学博物館, 民俗文化研究部, 名誉教授 (60148294)
吉永 進一 舞鶴工業高等専門学校, 人文科学部門, 教授 (90271600)
赤井 敏夫 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00192873)
稲賀 繁美 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (40203195)
橋本 順光 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (80334613)
岡本 佳子 国際基督教大学, アジア文化研究所, 研究員 (70468560)
Capkova Helena 早稲田大学, 国際学術院, 助教 (80631332)
荘 千慧 大阪大学, 文学研究科, 特任助教(常勤) (50711123)
堀 まどか 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (20586341)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 比較文学 / 比較宗教学 / トランスカルチュラル |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年(2017年)度は、昨年実施した国際カンファレンスに基づき、さらにアメリカから、神智学研究、特にその基礎資料収集では他に類をみないほどの成果を上げているジョン・パトリック・デヴニーを招聘し、研究分担者および研究協力者の全員が参加するワークショップ、「アジア・仏教・神智学」を、12月9日と10日の2日間にわたり開催することが可能になった。 龍谷大学大宮学舎で行われたワークショップ1日目(使用言語=日本語)では、セッション1「禅のグローバル化と、その文脈」、セッション2「神智学の遺産」で、岩田および堀の司会のもと、それぞれ3名(日沖、莊、末村と橋本、栗田、岡本)の研究発表が行われ、コメント(守屋、杉本)が寄せられた。セッション3では稲賀と安藤の対論のかたちで「鈴木大拙と南方熊楠-シカゴ万博・神智学・大乗仏教」が行われ、この4年間の「神智学と近代日本」をめぐる諸問題の総括が行われた。 京都大学人文科学研究所で行われたワークショップ2日目(使用言語=英語)では、赤井の司会のもと、チャプコヴァー、ガイタニデスの研究発表が行われ、最後にデヴニーによって黎明期の神智学の状況が語られた。ヨーロッパおよびアメリカの神智学の起源と現在を浮き彫りにすることが可能になった。 本年度は、このワークショップに向けて、これまでの各人の研究のまとめと課題を整理し、公に発表するという科研費による共同研究の最終年にふさわしい一年になった。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(36 results)