2016 Fiscal Year Annual Research Report
Spatial visualization and future prediction of land use changes in capital regions in Asia and Africa
Project/Area Number |
26284129
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
村山 祐司 筑波大学, 生命環境系, 教授 (30182140)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 亜紀郎 筑波大学, 生命環境系, 助教 (60396794)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | アジア / アフリカ / メガシティ / GIS / 土地利用 / 都市 / リモートセンシング / 空間分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
アジア,アフリカの主要な首都圏における都市化の進展を定量的に分析するとともに,その要因を探った.具体的には,衛星画像データ(Landsat)をもとに,1990年から2014年の25年における土地利用分布の空間的変化を可視化し,15の首都圏を対象に,都市間比較を行った.さらに,Cellular automataモデルを用いて,2030年における都市的土地利用を推定し,その空間的可視化を図った.また,エネルギー消費の変化,気温の空間分布からヒートアイランド効果を把握し,人間活動の都市中心部に対する影響についても考察した. 平成29年3月には,フィールドワークを実施し,GISおよびリモートセンシングから得られた実証分析との同定を行い,本研究で構築した分析フレームワークの有効性を確認する作業を行った. 本研究の成果は, Urban Development in Asia and AfricaのタイトルでSpringer社から書籍として刊行した.本書籍で取り上げた首都圏は,北京,マニラ,ジャカルタ,ハノイ,バンコク,ヤンゴン,ダッカ,カトマンズ,テヘラン,ダカール,バマコ,ナイロビ,リロングウェ,ハラレ,ヨハネスバーグの15都市である.同一分析枠組みで,それぞれの首都圏毎に,都市化の発展プロセス,国家的都市システムにおける位置づけ,1990年~2014年における土地利用パターンの変化,2015年~2030年にかけての土地利用変化の将来予測,都市発展のドライビングフォース,持続可能な都市発展に向けての提言と政策等について論じた. 本年度は,WebGISを構築して,本研究の成果を公開するとともに,研究者向けに作成したデータを無料でダウンロードできるサイトを立ち上げた.
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Remarks |
本研究で作成した空間データは以下のサイトでダウンロードできるようにした. 「アジアの主要メガシティにおける土地利用・被覆データセットの空間可視化とダウンロード」http://giswin3.geo.tsukuba.ac.jp/geo-repo-megacity/megacity/static-image_megacity.php
|