2016 Fiscal Year Annual Research Report
Cross-National Comparison in Political Ignorance and Competence among Voters and Political Culture
Project/Area Number |
26285036
|
Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
山田 真裕 関西学院大学, 法学部, 教授 (40260468)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 麻子 関西学院大学, 文学部, 教授 (30273569)
善教 将大 関西学院大学, 法学部, 准教授 (50625085)
尾野 嘉邦 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (70598664)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | DK回答 / 社会的望ましさ / ジェンダー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は研究成果を報告し,投稿論文を作成するなどの活動が中心となっている.結果的に査読論文3編(うち国際査読誌に2編),非査読論文3編,書籍(近刊)1編,ブック・チャプター1編,学会発表8回(うち招待講演2回)の活動成果を得ている. そのうちの中心的な成果は2016年のアメリカ政治学会(American Political Science Association)大会における報告論文Yamada and Ono "Don't Know Responses and Cultural Differences."にまとめられている.これは日米における有権者の「わからない」という回答の現れ方の文化差を実験的手法で確認したものである.この研究ではアメリカにおいて社会的望ましさバイアス(social desirability bias)のかかりやすいジェンダー,移民問題が,日本においてはそうではないという知見も得ている.現在この論文はさらに修正を加えて投稿を準備中である. また善教・秦論文(近刊)は,政党を拒否する層に対して政党情報を提示することがDK率を有意に高める場合があることを,サーヴェイ実験によって示した. なお副次的な成果として,Burden, Ono, Yamada論文はThe Journal of Politicsへの掲載が決まっている.本論文はアメリカにおける女性大統領嫌悪意識について再検討したもので,女性大統領誕生への反対が先行研究に比べ半減していること,反対者が特定の社会階層に偏っていること,民主党支持者において女性大統領誕生への抵抗意識が無くなっていることを明らかにしている.
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(18 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] Do Voters Prefer Gender Stereotypic Candidates?2016
Author(s)
Yoshikuni Ono
Organizer
Contemporary Japanese Politics Study Group, Program on U.S. and Japan Relations
Place of Presentation
Weatherhead Center for International Affairs, Harvard University, USA
Year and Date
2016-10-07 – 2016-10-07
Int'l Joint Research / Invited
-
-
-
-
-
-
-