2016 Fiscal Year Annual Research Report
環境・交通・都市財政を考慮した土地利用政策および関連政策の最適設計
Project/Area Number |
26285051
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
河野 達仁 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00344713)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平松 燈 熊本学園大学, 経済学部, 准教授 (30725255)
SHIN KONGJOO 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (30757232)
中島 賢太郎 一橋大学, 商学研究科, 准教授 (60507698)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | コードンプライシング / 土地利用規制 / 鉄道 / 道路 |
Outline of Annual Research Achievements |
コードン課金と土地利用規制の同時最適化の理論研究がKono and Kawaguchi (2016)で行われている.このモデルは,課金空間と非課金空間の二つの連続空間がコードンラインにおいて非連続につながる都市モデルを,最適化手法で表現して分析して,コードン課金の料金水準とライン位置および土地利用規制の最適化手法について導出している.これに,鉄道を導入したモデルを構築して分析を行った.また,理論で求めた最適政策の性質を定量分析も行っている.定量分析のためのモデルは抽象モデルではあるものの,実際のデータを用いてパラメータ等をキャリブレーションした都市シミュレーションモデルを構築して行っている. 構築した鉄道と道路ありの都市モデルを用いて,Kono and Kawaguchiと同様の理論的分析を各土地利用政策とコードン課金政策(具体的には,容積率規制のあり方,コードンラインの位置,コードン料金レベル,都市境界規制の方法)の最適政策の導出について行った.結果として,鉄道の存在により,各政策について,理論的に異なる結論と同じ結論の両方が得られている.そのうえで,理論で求めた最適政策の性質を定量分析も行った.分析結果は理論的に求めた特性と整合的なものとなっている.さらに,定量的にコードン課金の効果と土地利用規制の効果を求めている.
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(14 results)